お刺身が食べたかった唯一の時
こんにちは。
横浜市泉区の国際中医薬膳師・アスリート薬膳アドバイザーの千原晶子です。
先日、日本中医営養薬膳学研究会のメルマガ7月号に「体が必要とするものが好きになる」というちょこっとした記事を書かせていただきました。(メルマガなので購読者のみが読めるそうです)
メルマガでの内容は、子供の頃好き嫌いが多くて食べれるものを言った方が早かった私に対して、母が「食べなさい!!」と強制してこなかったということ。
そのおかげで食べ物に関してストレスをあまり感じることなく過ごすことができて今では「薬膳師」として料理教室をするまでになりました。
食べることへのストレスを与えてしまうよりも「今子供に対して何が必要なのか?」を考えて食材選びをするのが大事!みたいなことを書いているのですが、人間って体が欲しがっているのもを食べたがる傾向があるんですよね。
体が熱っぽくなりやすい人は冷たいものや冷やすもの。
体が冷え気味の人は温かいものや温めるものを意外と自然に食べてたりするんですよ。
なので、食の好き嫌いを聞くと少しその人の体質がわかったりするんです。
「好き嫌いなく何でも食べれる」というのは素晴らしいことで、私もそうなりたい!と強く思ってはいるのですが、子供の時よりはだいぶ食べれるものが増えたとはいえ、まだまだ好き嫌いは多いんですよね(>_<)
そんな私が昔も今も食べれないもの
それは
お刺身!!
小さい頃から全く食べれなくて、今も食べれない。
アワビとフグはちょっとだけなら食べれる(あまり脂や味がないし薄切りだからかな?)
基本的にどんなお魚も生は食べれなくて、焼けば好きなんです。
そんな私が唯一「まぐろ食べたい!!」と言った時があるんですね。
それは、「妊娠中」
もうだいぶ昔のことなのですが・・・唯一自分からマグロの生を食べた時でした。
理由なんてなくて、ただ食べたかったんですよね。
でも基本嫌いなのは自分がよくわかっているので握りは食べなかったです^^
鉄火巻きを食べてました。
中医学を学んだ今考えればきっと妊娠中の私は「補血がしたかった」のでしょうね。
マグロには補気・補血・補陽と言って体力を回復させたり、貧血や動脈硬化を予防したりする効能がありますし、「温性」のものなので(補陽でもあるし)体を冷やさない食材なんですよね。
生魚って体を冷やしてしまうんですけど、温性のマグロをチョイスしているあたりが◎
これは何の知識もない頃の私の不思議な行動で、今となってはマグロを含めてお刺身は全く食べれないんですけど・・・
食べれないことにもきっと理由はあるはず!!
自分や家族の好き嫌いを食材の効能で見ていくと新しい発見があったりして楽しいですよ!
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